欠陥住宅を造らない為に

誰も教えてはくれない、【欠陥住宅を造らない為のポイント】を、お教え致します。

丸投げと言われる施工体制に注意

欠陥住宅を生み出す原因の一つは、【丸投げ】といわれる施工体制で、その仕組みとは、自社で職人さんや下請け業者を抱えていない住宅会社が、一括下請け業者に依頼することです。つまり、契約した会社と実際に工事をする者が違い、責任感が低下し、手抜き工事を招きます。作り手(社長・営業担当者・設計者・現場監督・職人さん)の顔が見える住宅会社との契約が、欠陥住宅を造らない為に大切な事です。

◎住宅会社→職人さん ×住宅会社→下請け業者→職人さん

重要な構造見学会

現場見学会は、工事中の現場を見ることが出来るチャンスです。疑問点や分からない点など聞いておきたい事は全て聞きましょう。難しく考える必要はなく、普段見えない部分を自分の目で確認し、いざ自分の家を建てる時に見学会を思い出し、雑な工事を発見した場合、少しでも違いを感じ取れる程度で良いのです。又、その事を説明してくれる住宅会社であり、工事中の現場を契約前に見せてもらう事が大切です。

現場見学会は模範工事現場です。
契約前に必ず自分の目でお確かめ下さい。

家を造る上での重役な人

家造りで重役な人間は3人います。

設計士

まず1人目は、設計士です。建築士の資格を持たない設計士が原因で、問題を抱えた住宅になってしまう可能性もあります。ですから、最終的な責任者が建築士の有資格者であることを確認して下さい。

現場監督

そして2人目は、現場監督です。現場監督の指示で職人さんが動き、優れた現場監督ほど職人さんは指示に従います。厳密には建築の資格は必要なく、最終的な責任者が有資格者であることが重要です。持つべき資格は、建築施工監理技士・建築士などがあります。

工事監理者

最後に3人目は、工事監理者です。設計図書通りに、工事されていることを確認し監理する重要な役割で、建築確認申請書にその名が記載されます。建築士の有資格者である設計者が、兼ねる場合もありますが、実際の工事監理者の目が行き届く体制を持つ住宅会社であることが望ましいです。

設計者・現場監督:有権資格が責任者であること。
工事監理者:名ばかりでないこと。

住宅性能保証制度について

最長10年間、性能について法律で瑕疵担保責任を義務付けられ、瑕疵が見つかった場合、10年間無償で直すことが出来ます。(2000年4月から施行)その10年間の保証を自社保証制度としているか、第三者による保証制度にしているかが重要です。

大手ハウスメーカーなどは自社保証をとっている場合が多く、そのデメリットとして、その会社が倒産してしまえば、瑕疵担保責任を問うことは出来なくなります。

よって、住宅会社では、その保証制度を第三者機関に委託する場合が多く、住宅会社が倒産したとしても、第三者機関が保証してくれますので、心配する必要がありません。第三者が見ることにより、自社の検査だけでは気づかないところにも、チェックできるという利点があります。

しかし、そこに頼り過ぎている住宅会社ではなく、自社の体制もしっかりとし、お客様に安心して頂く為に、第三者機関の性能保証を採用している住宅会社を選ぶのが重要です。

性能保証制度は、第三機関で行っている会社が望ましい。

きちんとした検査体制があるかの確認

工事中の検査のタイミングを知り、きちんとした検査体制がある住宅会社を選ぶことが重要です。

1.地盤調査実施、地盤改良工事

調査結果をデータ解析し、軟弱地盤であれば適切な地盤改良工事が施されます。地盤調査報告書の内容を納得いくまで説明してもらって下さい。

2.基礎工事

基礎の細かな仕様がここで決まり、鉄筋の配筋終了時に配筋検査が行われます。図面通りの配筋、鉄筋の種類・径・ピッチ・かぶり厚さなど、そしてアンカーボルトとホールダウン金物の適切な設置、位置の確認も必要です。コンクリートの配合計画書、報告書ももらうと良いでしょう。

3.木工事

使用材料の樹種の確認、材寸の確認、耐震金物の適切な配置、取り付け方法の確認が必要です。合わせて耐力壁の仕様・位置についても確認します。緊結金物の適切な設置、釘の種類・ピッチについても確認します。

4.防水・断熱工事

サッシ周りの防水テープの処理、外装材の下地材(透湿防水シート、アスファルトフェルト)の施工状況を確認します。家を腐らせる結露という欠陥につながる重要な部分である断熱材の適切な施工は、とても大切です。

5.完了検査

社内検査、役所・第三者機関の完了検査、施主検査を実施します。この検査に合格すると検査済証が発行されます。これは違反建築でないかの証明にもなります。併せて必ずもらって下さい。

各工程のポイントをおさえ、
欠陥を未然に防ぐ対策をしている住宅会社を選んで下さい。

職人さんとの接し方

施主さんが現場に顔を見せることで、現場の職人さんの気持ちも引き締まります。しかし、現場監督のように職人さんに直接指示をしてはいけません。現場での責任の所在がどこにあるのかわからなくなってしまうからです。不安なことは、担当者に伝え、必ず現場監督を通すようにして下さい。

又、現場に入るときは、作業している職人さんに声をかけてから入るようにしてください。ちょっとした気遣いで気持ちが伝わり、職人さんも、気持ちよく仕事が出来ます。良い家造りという共通の目的で信頼関係を築く事が重要です。

現場とのコミュニケーションで、共通の目的を再確認!

信頼関係を築けるか?

真剣にお客様と長いお付き合いをしていこうとする住宅会社は自分たちも困るような欠陥住宅は作らない努力をします。長い間に担当者が会社を辞めてしまう事を考え、会社の軸である社長の考えやポリシーがモラルのあるものであることは非常に重要になってきます。なぜなら、責任の所在を不明確にされ、解決に時間がかかる恐れがあるからです。

又、他社に比べて、安すぎる、話がうますぎる場合は疑って下さい。経営状態が悪い住宅会社の場合、驚くほど安い金額で請け負い、工事中に倒産してしまう可能性があります。値切りすぎるのも欠陥住宅を促進してしまいます。

お互いに信頼でき、対等な立場であることが重要です。信頼関係が築けない住宅会社とは条件等が良くても契約してはいけません。

何よりもお互いの信頼関係が、良い家造りへの近道!